2023年度 卒業論文発表会

2024年2月2日(金)に卒業論文発表会が行われ、千代研究室からは4年生2名が発表を行いました。

番匠伽帆 「小学校5年生児童における住まいの空間表現-牛乳パックを「タテ」に置いた場合と「ヨコ」に置いた場合の違い-」
 私は、子どもたちがどのように住まいを構築していくのかについて研究しました。
 どの子も個性的な家を作っていたため、共通点や違いを見つけることに苦戦しましたが、色んな人々と意見交流したり分析方法変えたりすることで、新たな発見があって、難しくも面白かったです。


冨永大樹 論文「ジャン・プルーヴェの住宅作品における「皮膜」」 設計「「ち」の記憶」
 卒業論文ではジャン・プルーヴェの皮膜について研究を行いました。研究を進める中で、ジャン・プルーヴェによる研究・設計の視点が先駆的であり、研究をする中で驚くことが多く楽しみながら研究ができました。卒業論文として結論を出しましたが、分かったような分からないような感覚なので、さらに深い理解ができるよう修士でも研究に励みたいです。
 また、並行して出雲市にある旧海軍大社基地主滑走路跡を敷地に卒業設計を行いました。設計を行う上で主題をどうとらえるか、それを建築的にどう形にしていくかについて今まで以上に考えることができ、楽しむことができました。
 いずれも成果物以上に作成の過程を通して得たものが大きいと感じています。この経験を糧にして、今後も研究・設計に励みます。