第109回島根大学サイエンスカフェ「建築ってなんだろう?〜牛乳パックを「建築」にするコツ〜」
令和4年度 1月8日、島根大学が主催するサイエンスカフェにおいて、「建築ってなんだろう?〜牛乳パックを「建築」にするコツ〜」と題し、小中学生の6名を迎えオンラインのワークショップを行いました。
(島根大学HP:「第109回サイエンスカフェを開催しました」)
ワークショップの流れ
(事前)牛乳パックで模型製作
ーーーーワークショップ開始ーーーー
→顔合わせ、自己紹介
(簡単な家の説明も含む)
→動画による家の診断方法の説明
ーーーー実験ーーーー
→実際にみんなで光・風の実験
→(参加者による)
実験の結果と、家の改善点
→実験を経て、家の修理
ーーーー鑑賞・講評会ーーーー
→修理した箇所を含む家の説明
→千代先生、学生による講評と
千代先生による表彰
ワークショップを終えて
こどもたちの作品は、なぜか何度も見たくなるようなものが多く見られる気がします。
この振り返りを書くにあたり思い出してみると、それはパッと見ただけでは気づかない、大胆さの中にある繊細さや、繊細さの中にある大胆さを、探す楽しみであるように感じます。
このような、こどもたちと触れ合える機会は自分としてもとても楽しく、非常に刺激をもらえます。
ワークショップの内容としては、昨年の課題であった風の実験を、今年は参加者の方にも気軽にできるような形にしたことは非常に収穫でした。またワークショップの流れも昨年と変わり、作品紹介を最後に持ってくることで、思考のプロセスと共に修正した後の家についてこどもたちから話を聞くことができ、より面白い内容となりました。
ただ、建築に重要な自然の要素は「光」と「風」だけではないので、そこをどのように簡単な実験に落とし込むのかが課題として残りました。
(荻)