ごうつだいがく -これからの江津市庁舎保存計画提案-

吉阪隆正設計の江津市庁舎。
江津市役所移転及び新庁舎建設に伴い、今後旧市庁舎をどのように保存活用していくか、市の意見募集がありました。
千代研究室ではこれら問題について考え、自分たちなりの提案を行いました。

提案 ごうつだいがく ←(クリックで開きます)

提案抜粋

吉阪隆正によって構想された市役所は、大正期の村役場とは異なり、橋梁のような構造体によって「市民のための」役所として広場をつくりだし、第二次世界大戦後の新しい価値を表現しようとしていました。江津市役所は江戸時代の本町を突き抜ける山陰道に匹敵する文化装置でもあったわけです。役所としての事務行政機能の役割を終えようとしているこの江津市庁舎は、純粋な文化装置として過去の遺産を引き継ぎ、また新しい文化を想像して蓄積する拠点となるはずです。

江津市公式HP↓
https://www.city.gotsu.lg.jp/soshiki/18/6011.html